暮月夜(ゆふつくよ)

大愛 魚苑

「玉(たれ)の小簾の間とほし…」で始まるこの歌は、簾ごしに一人で見る夕月を詠んだものです。

歌に女性の思いを感じ、この紙に書いてみたくなりました。

紙に甘い雰囲気がある分、キリッとした線で淡々と表現しました。