良夫のうた 藤森 翆雲

良夫のうた

藤森 翠雲

りんごの花の香る季節、加積野は毛勝の山が高く聳えており、豊富な雪渓が谷間を埋めて輝いている。

万葉調の現代短歌を素材にし、歌の趣きを柔らかく表現してみたいと思い、行書体を駆使して試行錯誤しつつ取り組んだが、今少し固い感じが残った。